長野県 佐久市(旧望月町)佐久市望月商工会ホームページ
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観光ガイド 見る・遊ぶ|ページ2/2 |
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佐久市望月地域のイベントや見どころ、プレイスポットのご案内。
佐久市望月は石仏の宝庫といわれています。鎌倉時代から今日に至まで約750年間に、3,000体をこえる石仏が建立されています。道祖神だけでも140体も存在しています。
建立した時期は、江戸時代の中期以降がもっとも盛んで、重要文化財真山家には「伊那高遠石工定宿」と墨書きされた木製の大看板が保存されています。望月の石仏の多くは、優れた技術力を持つ信州高遠の石工たちによって建立されたものと考えられています。
古くから続く正月の子どもの祭りで、とくに春日本郷では毎年正月三日盛大に行っています。子どもたちは力を合わせてつくりあげた「お篭り小屋」に道祖神を祀り、1年の子孫繁栄と息災を祈ります。
昼間は家々をまわって3m余りもある御幣を振りまわし、獅子舞。夜は神輿にたくさんの提灯をつけた輿を引き歩きます。山車の正面には、毎年それぞれが見事な図柄を切り抜いた「キリコ灯篭」がつけられ、そのでき栄えを競いあいます。
式三番叟
毎年4月29日、春日宮の人の根神社春例祭に、その年の豊作、五穀豊穣と息災を祈り上演奉納しています。宝暦2年(1752)頃から始まったと伝えられる能舞で、現代まで絶えることなく受け継がれています。
境内にある舞台の上では、笛や太鼓、つづみの音にあわせて、はじめに若い露払い役による「千歳の舞」が、次に「翁の舞」が奉納されます。
翁役はまず、白い翁面をつけた白色尉が舞い、そのあと黒い翁面をつけた黒色尉が演じ、舞をしめくくります。現在は保存会が中心となって上演されています。